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ザ・グレイト・ロックンロール・スウィンドル (映画) : ミニ英和和英辞書
ザ・グレイト・ロックンロール・スウィンドル (映画)[かく, が]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ロック : [ろっく]
  1. (n,vs) (1) lock 2. (2) rock 3. (P), (n,vs) (1) lock/(2) rock
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
映画 : [えいが]
 【名詞】 1. movie 2. film 
: [かく, が]
 【名詞】 1. stroke 

ザ・グレイト・ロックンロール・スウィンドル (映画) : ウィキペディア日本語版
ザ・グレイト・ロックンロール・スウィンドル (映画)[かく, が]

ザ・グレイト・ロックンロール・スウィンドル』(原題:''The Great Rock 'n' Roll Swindle'')は、パンク・ロックバンド、セックス・ピストルズのドキュメンタリー映画。
== 概要 ==
ピストルズ・ヒストリーではあるものの実際は、マネージャーのマルコム・マクラーレンが語り手となって、いかにして、ロックンロール・インダストリーのトップの座を騙し取ったかが得々と語られる内容となっている。
マルコムの奇妙な語り口とその存在感は圧巻で、当時のピストルズの未公開映像やアニメーションなども織り交ぜられたこの映画は、ロックミュージシャンのムービーの中ではひときわ異彩を放つものとなった。
「混乱から金を」「実際、演奏ができるよりはできない方がよいのだ」「音楽性はともかく、ジェネレーションギャップを創り出す方が肝心」「ピストルズを有名にするためにはあらゆる競争を避けた。」「音楽にはまったく興味のない弁護士を雇え」「ジョニー・ロットンは最終的には敵側(アメリカ)に身を売ったコラボレーター(対独協力者)」等々、マルコム独自のマネジメント哲学が語られており、彼の状況主義者的スタンスが鮮明になっている。
映画タイトルのナンバー「ザ・グレート・ロックンロール・スウィンドル」の演奏シーンでは、「誰でもピストルズになれる・ガキのオーディション」と銘打ち、そこらへんのガキたちに代わる代わるボーカルを取らせており、ピストルズの虚構ぶりを強調している。
ただし、この内容は「事実無根のでたらめ」とジョニー・ロットンらの怒りを買い、2001年「ノー・フューチャー」という新たなピストルズドキュメンタリーが、同じテンプル監督によって、旧メンバー全面協力のもと作られることになった。
リアルなピストルズストーリーとしては、「ノー・フューチャー」の方が正しい内容である。ただ、「グレート・ロックンロール・スウィンドル」は、マルコム・マクラーレンという稀代の詐欺師を強く印象づけ、彼自身を新たなスター、それも一流のトリックスターたらしめるきっかけとなった。
同名のサウンドトラックがリリースされている。詳しくは『ザ・グレイト・ロックン・ロール・スウィンドル』を参照。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ザ・グレイト・ロックンロール・スウィンドル (映画)」の詳細全文を読む




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